法人の特徴
社会福祉法人厚生協会は、まだ、ろう者に差別意識がある時代に創設者のお二人がろう者の仕事(就労)に対する熱い思いに賛同者が少しずつ増え、苦難の末にできた社会福祉法人です。現在は創設者のお二人の熱い薫陶を受けた役員・各施設長により運営されており、また職員も法人施設内にとどまることはなく積極的に社会・地域に情報・経験・知識を発信しております。
昭和28年(1953年)に主に聴覚の障がいを持たれた方に職業訓練(木工)を行い、自立した生活ができるようにするために設立された「わかふじ寮」が始まりで、昭和三十三年(1958年)には身体障害者の授産施設としては日本で一番最初のケースとして、厚生省の指定を受けることが出来ました。
長年の当法人の活動と町の協力により新得町は「福祉の町」「手話の町」といわれる町になりました。
そして、平成26年、手話に関する基本条例が制定いたしました。
「ろう者と共に生きる」町づくりを進めるため、手話が言語であるとの認識に基づき、手話の理解と広がりをもって地域で支え合う住みよい町を目指し、ここにこの条例を制定するものです。」
手話に関する基本条例 新得町ホームページへ
法人では北海道で唯一の、聴覚障がい者の老人ホームを有しております。また特別養護老人ホーム・地域密着型特別養護老人ホームをはじめ、デイサービスなどの高齢者関連施設や、自立生活をするために様々な支援を要する方がご利用される、障がい者支援施設などを運営しています。
当法人、職員の方々は通常の介護・相談職のみならず、大学・高校・中学への講師派遣、地域への講演等、積極的に活動しております。
新人職員は、一般大学・高校卒業で福祉の知識や経験のない方も、法人内の講習システムが御座いますので基礎から丁寧に学んでいただけます。
聴覚障がい者施設が多いですが、採用時に手話ができなくても問題御座いません。日常会話は直ぐに覚えることができますし、手話の講習も充実しております。
また法人では色々な作業所も持っております。木工の授産施設で始まった法人ですので、デザイン重視のクラフトや大型・小型家具、大型看板等、何でも作れるだけの木材加工設備があります。パン工房・ペットのおやつ工場・クリーニング事業・ウェス工房、など新人職員の方々の若い感性での活躍の場は沢山御座います。
法人名 | 社会福祉法人 厚生協会 |
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法人所在地 | 〒081-0023 北海道上川郡新得町西3条北1丁目5番地3 |
代表電話番号 | 0156-64-5001 |
設立 | 昭和28年12月 |
従業員 | 245名(平成30年4月現在) |
事業収入 | 17億7302万9000円(平成29年3月) |
障害福祉事業
1)障害者支援施設(施設入所支援+生活介護 旧法の重度身体障害者授産施設)
2)障害者支援施設(施設入所支援+就労移行支援・就労継続B型 旧法の身体障害者授産施設)
3)障害福祉サービス事業所(就労継続B型 旧法の身体障害者通所授産施設)
4)障害者支援施設(施設入所支援+生活介護 旧法の身体障害者療護施設)
5)障害福祉サービス事業所(共同生活援助)
老人福祉事業
1)特別養護老人ホーム
2)地域密着型特別養護老人ホーム
3)聴覚障害者養護老人ホーム
4)養護老人ホーム
5)デイサービス事業
6)訪問介護事業
7)居宅介護支援事業
生保社会事業
1)社会福祉法による授産施設