授業概要
1.人間の尊厳と自立(必修)
(1)授業時間
- 授業時間:5時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 自立の支援を理解する。
- ノーマライゼーションを理解する。
- 利用者のプライバシーの保護、権利擁護等、介護の基本的な理念をを理解する。
- 厳の保持を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト① 『第1章 人間の尊厳と自立』(P1~P30)
(6)授業終了時の達成課題
- 尊厳の保持、自立の支援、ノーマライゼーション、利用者のプライバシーの保護、権利擁護等、介護の基本的な理念を理解する。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
2.社会の理解Ⅰ(必修)
(1)授業時間
- 講義:5時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 介護保険制度の体系、目的を理解する。
- 介護保険制度のサービスの種類と内容、利用までの流れ、利用者負担を理解する。
- 介護保険制度の専門職の役割等を理解する。
- 介護保険の実施状況と今後の課題を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト① 『第2章 介護保険制度』(P31~P160)
(6)授業終了時の達成課題
- 介護保険制度の体系、目的、サービスの種類と内容、利用までの流れ、利用者負担、専門職の役割等を理解し、利用者等に助言できる。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
3.社会の理解Ⅱ(必修)
(1)授業時間
- 講義:30時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 生活者、生活における適応技能について理解する。
- 家族、地域、社会との関連から生活や福祉をとらえる。
- 地域共生社会の考え方と地域包括ケアのしくみについての基本的な知識を理解する。
- 社会保障制度の発達、体系、財源等についての基本的な知識を習得する。
- 障害者総合支援法の体系、目的、サービスの種類と内容、利用までの流れ、利用者負担、専門職の役割等を理解する。
- 成年後見制度、生活保護制度、保健医療サービス等、介護実践に関する制度の概要を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト① 『第3章 社会と生活のしくみ』(P161~P175)
- 実務者研修テキスト① 『第4章 各国の介護と福祉の制度』(P177~P224)
- 実務者研修テキスト① 『第5章 障害者総合支援法』(P225~P290)
- 実務者研修テキスト① 『第6章 介護実践に関連する諸制度』(P291~P382)
(6)授業終了時の達成課題
- 生活者、生活における適応技能について理解している。
- 家族、地域、社会との関連から生活や福祉をとらえることができる。
- 地域共生社会の考え方と地域包括ケアのしくみについての基本的な知識を習得している。
- 社会保障制度の発達、体系、財源等についての基本的な知識を習得している。
- 障害者総合支援法の体系、目的、サービスの種類と内容、利用までの流れ、利用者負担、専門職の役割等を理解し、利用者等に助言できる。
- 成年後見制度、生活保護制度、保健医療サービス等、介護実践に関する制度の概要を理解している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
4.介護の基本Ⅰ(必修)
(1)授業時間
- 講義:10時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 介護福祉士制度の沿革、法的な定義・業務範囲・義務等を理解する。
- 個別ケア、ICF(国際生活機能分類)、リハビリテーション等の考え方を踏まえ、尊厳の保持、自立に向けた介護を展開するプロセス等を理解する。
- 介護福祉士の職業倫理、身体拘束禁止・虐待防止に関する法制度等を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト② 『第1章 介護福祉士の役割と機能』(P1~P14)
- 実務者研修テキスト② 『第2章 尊厳の保持、自立に向けた介護の考え方と展開』(P15~P78)
- 実務者研修テキスト② 『第3章 介護福祉士の倫理』(P79~P141)
(6)授業終了時の達成課題
- 介護福祉士制度の沿革、法的な定義・業務範囲・義務等を理解している。
- 個別ケア、ICF(国際生活機能分類)、リハビリテーション等の考え方を踏まえ、尊厳の保持、自立に向けた介護を展開するプロセス等を理解している。
- 介護福祉士の職業倫理、身体拘束禁止・虐待防止に関する法制度等を理解し、遵守している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
5.介護の基本Ⅱ(必修)
(1)授業時間
- 講義:20時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 介護を必要とする高齢者や障害者等の生活を理解し、ニーズや支援の課題を把握する。
- チームアプローチに関わる職種や関係機関の役割、連携方法に関する知識を習得する。
- リスクの分析と事故防止、感染管理等、介護における安全確保に関する知識を習得する。
- 介護福祉士の心身の健康管理や労働安全対策に関する知識を習得する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト② 『第4章 介護を必要とする人の生活の理解と支援』(P143~P189)
- 実務者研修テキスト② 『第5章 介護実践における連携』(P191~P210)
- 実務者研修テキスト② 『第6章 介護における安全の確保とリスクマネジメント』(P211~P228)
- 実務者研修テキスト② 『第7章 介護職員の健康管理と労働法規』(P229~P257)
(6)授業終了時の達成課題
- 介護を必要とする高齢者や障害者等の生活を理解し、ニーズや支援の課題を把握することができる。
- チームアプローチに関わる職種や関係機関の役割、連携方法に関する知識を習得している。
- リスクの分析と事故防止、感染管理等、介護における安全確保に関する知識を習得している。
- 介護福祉士の心身の健康管理や労働安全対策に関する知識を習得している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
6.コミュニケーション技術(必修)
(1)授業時間
- 講義:20時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 介護におけるコミュニケーションの基本を理解する。
- 利用者・家族とのコミュニケーション・相談援助の技術を理解する。
- 利用者の感覚・運動・認知等の機能に応じたコミュニケーションの技法を理解する。
- 状況や目的に応じた記録、報告、会議等での情報の共有化(チームコミュニケーション)の技法を理解する。
- チームマネジメント(組織の運営管理、人材管理、リーダーシップ・フォローシップ等)に関する知識を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト③ 『第1章 コミュニケーションの基本的理解』(P1~P106)
- 実務者研修テキスト③ 『第2章 介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション』(P107~P185)
- 実務者研修テキスト③ 『第3章 介護におけるチームマネジメントとコミュニケーション』(P187~P227)
(6)授業終了時の達成課題
- 生活者、生活における適応技能について理解している。
- 家族、地域、社会との関連から生活や福祉をとらえることができる。
- 地域共生社会の考え方と地域包括ケアのしくみについての基本的な知識を習得している。
- 社会保障制度の発達、体系、財源等についての基本的な知識を習得している。
- 障害者総合支援法の体系、目的、サービスの種類と内容、利用までの流れ、利用者負担、専門職の役割等を理解し、利用者等に助言できる。
- 成年後見制度、生活保護制度、保健医療サービス等、介護実践に関する制度の概要を理解している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
7.生活支援技術Ⅰ(必修)
(1)授業時間
- 講義:20時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 生活支援おけるICFの意義と枠組みを理解する。
- ボディメカニクスを活用した介護の原則を理解する。
- 生活支援技術の基本(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清潔、家事援助等)を理解する。
- 居住環境の整備、福祉用具の活用等により、利用者の環境を整備する視点・留意点を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト④ 『第1章 生活支援とICF』(P1~P8)
- 実務者研修テキスト④ 『第2章 ボディメカニクスの活用』(P9~P14)
- 実務者研修テキスト④ 『第3章 生活支援技術の基本』(P15~P74)
- 実務者研修テキスト④ 『第4章 環境整備、福祉用具活用等の視点』 (P75~P114)
(6)授業終了時の達成課題
- 生活支援おけるICFの意義と枠組みを理解している。
- ボディメカニクスを活用した介護の原則を理解し、実施できる。
- 介護技術の基本(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清潔、家事援助等)を習得している。
- 居住環境の整備、福祉用具の活用等により、利用者の環境を整備する視点・留意点を理解している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
8.生活支援技術Ⅱ(必修)
(1)授業時間
- 講義:30時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 移動・移乗・食事・入浴・清潔保持・排泄・着脱、整容、口腔清潔・休息・睡眠・終末期の介護について、利用者の心身の状態に合わせた介護、福祉用具等の活用、環境整備を行えるようにする。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト④ 『第5章 心身の状態に応じた生活支援技術と環境整備』(P115~P315)
- 実務者研修テキスト④ 『第6章 ターミナルケア(人生の最終段階における介護)』(P317~P348)
(6)授業終了時の達成課題
- 移動・移乗・食事・入浴・清潔保持・排泄・着脱、整容、口腔清潔・休息・睡眠・終末期の介護について、利用者の心身の状態に合わせた介護、福祉用具等の活用、環境整備を行うことができる。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
9.介護過程Ⅰ(必修)
(1)授業時間
- 講義:20時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 介護過程の基礎的知識(目的、意義、展開等)を理解する。
- 介護過程を踏まえ、目標に沿って計画的に介護を行えるようにする。
- チームで介護過程を展開するための情報共有の方法、各職種の役割を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑤ 『第1章 ケアマネジメントと介護過程』(P1~P18)
- 実務者研修テキスト⑤ 『第2章 介護の専門性を活かした介護過程』(P19~P65)
- 実務者研修テキスト⑤ 『第3章 介護職同士のチームケア』(P67~P89)
(6)授業終了時の達成課題
- 介護過程の目的、意義、展開等を理解している。
- 介護過程を踏まえ、目標に沿って計画的に介護を行う。
- チームで介護過程を展開するための情報共有の方法、各職種の役割を理解している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
10.介護過程Ⅱ(必修)
(1)授業時間
- 講義:25時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 利用者の状態(障害、要介護度、医療依存度、居住の場、家族の状況等)について事例を設定し、介護過程の展開方法を理解する。
- 観察のポイント、安全確保・事故防止、家族支援、他機関との連携等について理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑤ 『第4章 介護職による介護過程の実際』(P91~P171)
- 実務者研修テキスト⑤ 『第5章 介護職による介護過程の事例と評価』(P173~P220)
(6)授業終了時の達成課題
- 情報収集、アセスメント、介護計画立案、実施、モニタリング、介護計画の見直しを行うことができる。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
11.介護過程Ⅲ(必修)
(1)授業回数・時間
- 授業回数:7回
- 授業時間:講義・演習 45時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 研修課程で学んだ知識・技術を確実に習得する。
- 介護過程の実際を実習を通して理解する。
- 介護技術の原理・原則の修得・実践。
(4)授業全体の内容の概要
- 介護過程の基礎知識と応用
- 演習(事例を用いたグループワーク・ロールプレイ)
- テキスト・プリントの事例に基づいた介護技術の評価
- 試験実施、解説
(5)授業終了時の達成課題
- 実務者研修課程で学んだ知識・技術を確実に習得し、活用できる。
- 知識・技術を総合的に活用し、利用者の心身の状況に応じて介護過程を展開し、系統的な介護(アセスメント、介護計画立案、実施、モニタリング、介護計画の見直し等)を提供できる。
- 介護計画を踏まえ、安全確保・事故防止、家族との連携・支援、他職種、他機関との連携を行うことができる。
- 知識・技術を総合的に活用し、利用者の心身の状況等に応じた介護を行うことができる。
(6)授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方針
【介護過程の展開】
- 1回目(7時間)
介護過程の基礎知識と応用(ケアプランとサービス計画に関する基礎的理解、居宅サービス計画・訪問介護計画・通所介護計画等とサービスの関係) - 2~5回目(各7時間)
演習(事例を用いたグループワーク・ロールプレイ)
【介護技術の評価】
- 6回目(7時間)
テキストの事例に基づいた介護技術の評価
【知識等の習得度の評価】
- 7回目(3時間)
試験実施、解説
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 実技試験 70点以上で合格
- 筆記試験 70点以上で合格
- 実技・筆記試験両方の合格により科目の修了を認定する。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
12.こころとからだのしくみⅠ(必修)
(1)授業時間
- 講義:20時間
(1)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(2)授業の目的・ねらい
- 介護に関係した身体の構造や機能に関する基本的な知識(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清潔等)を理解する。
(3)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(4)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑥ 『第1章 身じたく(着脱・整容・口腔)に関連したしくみ』(P1~P12)
- 実務者研修テキスト⑥ 『第2章 移動に関連したしくみ』(P13~P30)
- 実務者研修テキスト⑥ 『第3章 食事に関連したしくみ』(P31~P42)
- 実務者研修テキスト⑥ 『第4章 入浴・清潔保持に関連したしくみ』(P43~P56)
- 実務者研修テキスト⑥ 『第5章 排泄に関連したしくみ』(P57~P77)
- 実務者研修テキスト⑥ 『第6章 睡眠に関連したしくみ』(P79~P94)
(5)授業終了時の達成課題
- 介護に関係した身体の構造や機能に関する基本的な知識を修得している。
(6)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(7)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
13.こころとからだのしくみⅡ(必修)
(1)授業時間
- 講義:60時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 人間の基本的欲求、学習・記憶等に関する基礎的知識を修得する。
- 生命の維持・恒常、人体の部位、骨格・関節・筋肉・神経、ボディメカニクス等、人体の構造と機能についての基本的な知識を修得
- 身体の仕組み、心理・認知機能等を踏まえた介護におけるアセスメント・観察のポイント、介護・連携等を理解する。(留意点:移動・移乗・食事・入浴・清潔保持・排泄・着脱、整容、口腔清潔・睡眠・終末期の介護)
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑥『第7章 人間の心理』(P95~P125)
- 実務者研修テキスト⑥ 『第8章 人体の構造と機能 ― 疾患との関わり』(P127~P280)
- 実務者研修テキスト⑥ 『第9章 こころとからだのしくみを踏まえた介護における変化の気づきと対応』(P281~P313)
- 実務者研修テキスト⑥ 『第10章 死にゆく人のこころとからだのしくみ―人生の最終段階のケア』(P315~P336)
(6)授業終了時の達成課題
- 人間の基本的欲求、学習・記憶等に関する基礎的知識を修得している。
- 生命の維持・恒常、人体の部位、骨格・関節・筋肉・神経、ボディメカニクス等、人体の構造と機能についての基本的な知識を修得している。
- 身体の仕組み、心理・認知機能等についての知識を活用し、アセスメント、観察、介護、他職種との連携が行える。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
14.発達と老化の理解Ⅰ(必修)
(1)授業時間
- 講義:10時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 老化に伴う心の変化と日常生活への影響を理解する。
- 老化に伴うからだ(身体的機能)の変化と日常生活への影響を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑦ 『第1章 老化に伴うこころとからだの変化』(P1~P29)
(6)授業終了時の達成課題
- 老化に伴う心理的な変化の特徴と日常生活への影響を理解している。
- 老化に伴う身体的機能の変化の特徴と日常生活への影響を理解している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
15.発達と老化の理解Ⅱ(必修)
(1)授業時間
- 講義:20時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 人間の発達の定義、発達段階、発達課題について理解する。
- 老年期の発達課題、心理的な課題(老年化、役割の変化、障害、喪失、経済的不安、うつ等)と支援の留意点について理解する。
- 高齢者に多い症状・疾病等と支援の留意点について理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑦ 『第2章 老年期の発達・成熟と心理』(P31~P71)
- 実務者研修テキスト⑦ 『第3章 高齢者に多い症状・疾病等と留意点』(P73~P178)
(6)授業終了時の達成課題
- 発達の定義、発達段階、発達課題について理解している。
- 老年期の発達課題、心理的な課題(老年化、役割の変化、障害、喪失、経済的不安、うつ等)と支援の留意点について理解している。
- 高齢者に多い症状・疾病等と支援の留意点について理解している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
16.認知症の理解Ⅰ(必修)
(1)授業時間
- 講義:10時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 認知症ケアの取組の経過を踏まえ、今日的な認知症ケアの理念を理解する。
- 認知症による生活上の障害、心理・行動の特徴を理解する。
- 認知症の人やその家族に対する関わり方・支援の基本を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑦ 『第4章 認知症ケアの理念』(P179~P193)
- 実務者研修テキスト⑦ 『第5章 認知症による生活障害、心理・行動の特徴と支援の基本』(P195~P227)
(6)授業終了時の達成課題
- 認知症ケアの取組の経過を踏まえ、今日的な認知症ケアの理念を理解している。
- 認知症による生活上の障害、心理・行動の特徴を理解している。
- 認知症の人やその家族に対する関わり方の基本を理解している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
17.認知症の理解Ⅱ(必修)
(1)授業時間
- 講義:20時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 認知症を医学的側面から見て理解する。
- 認知症の人や家族への支援を理解する。
- 地域におけるサポート体制を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑦ 『第6章 医学的側面からみた認知症の理解』(P229~P280)
- 実務者研修テキスト⑦ 『第7章 認知症の人や家族への支援の実際』(P281~P354)
(6)授業終了時の達成課題
- 代表的な認知症(若年性認知症を含む)の原因疾患、症状、障害、認知症の進行による変化、検査や治療等についての医学的知識を理解している。
- 認知症の人の生活歴、疾患、家族・社会関係、居住環境等についてアセスメントし、本人主体の理念に基づいた支援ができる。
- 地域におけるサポート体制を理解し、支援に活用できる。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
18.障害の理解Ⅰ(必修)
(1)授業時間
- 講義:10時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 障害の概念の変還や障害者福祉の歴史を踏まえ、今日的な障害者福祉の理念を理解する。
- 障害(身体・知的・精神・発達障害・難病等)による生活上の障害、心理・行動の特徴を理解する。
- 障害児者やその家族に対する関わり・支援の基本を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑦ 『第8章 障害者福祉の理念』(P355~P400)
- 実務者研修テキスト③ 『第2章 介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション』(P107~P185)
(6)授業終了時の達成課題
- 障害の概念の変還や障害者福祉の歴史を踏まえ、今日的な障害者福祉の理念を理解している。
- 障害(身体・知的・精神・発達障害・難病等)による生活上の障害、心理・行動の特徴を理解している。
- 障害児者やその家族に対する関わり・支援の基本を理解している。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
19.障害の理解Ⅱ(必修)
(1)授業時間
- 講義:20時間
(2)授業担当者
- 高畑
- 御幸
- 真嶋
(3)授業の目的・ねらい
- 障害を医学的側面からみて理解する。
- 障害児者や家族への支援を理解する。
- 地域におけるサポート体制を理解する。
(4)授業全体の内容の概要
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑦ 『第9章 医学的側面からみた障害の理解』(P401~P467)
- 実務者研修テキスト⑦ 『第10章 障害(児)者への支援の実際』(P469~P497)
(6)授業終了時の達成課題
- 様々な障害の種類・原因・特性、障害に伴う機能の変化等についての医学的知識を修得している。
- 障害児者の障害、家族・社会関係、居住環境等についてアセスメントし、その状況に合わせた支援ができる。
- 地域におけるサポート体制を理解し、支援に活用できる。
(7)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付
(8)評価の方法および基準
- 演習問題による添削。70点以上で合格。(70点未満の者は再度、試験・評価を行う)
20.医療的ケア(必修・講義・演習)
(1)授業回数・時間
- 授業回数:2回
- 授業時間:通信 50時間・演習 8時間
(2)授業担当者
- 正保
- 増田
(3)授業の目的・ねらい
- 医療的ケア(喀痰吸引、経管栄養等)を安全・適切に実施するために必要な知識・技術を習得する。
(4)授業全体の内容の概要
【通信】
- テキストを精読し、各自の理解度を深めた上で、自宅演習問題を解答させ、評価する。
【演習】
- 喀痰吸引の基礎的知識と実施手順の確認
- シミュレーターによる喀痰吸引の実技演習(口腔、鼻腔、気管カニューレ内部を各5回以上)
- 経管栄養の基礎的知識と実施手順の確認
- シミュレーターによる経管栄養の実技演習(胃ろう又は腸ろう、経鼻経管栄養を各5回以上)
- 救急蘇生法演習(1回以上)
(5)テキスト該当ページ
- 実務者研修テキスト⑧ 『第1章 安全な療養生活』(P1~P20)
- 実務者研修テキスト⑧ 『第2章 清潔保持と感染予防』(P21~P31)
- 実務者研修テキスト⑧ 『第3章 高齢者および障害(児)者の「たんの吸引」概論』(P33~P103)
- 実務者研修テキスト⑧ 『第4章 「たんの吸引」の実践』(P105~P174)
- 実務者研修テキスト⑧ 『第5章 高齢者および障害(児)者の「経管栄養」概論』(P175~P251)
- 実務者研修テキスト⑧ 『第6章 「経管栄養」の実践』(P253~P304)
- 実務者研修テキスト⑧ 『第7章 人間の尊厳と医療の倫理』(P305~P321)
- 実務者研修テキスト⑧ 『第8章 医療・介護関連法規とチーム医療』(P323~P358)
(6)授業終了時の達成課題
- 医療的ケアを安全・適切に実施するために必要な知識・技術を習得する。
(7)授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方針
【介護過程の展開】
- 1回目(4時間)
喀痰吸引の基礎的知識と実施手順の確認、シミュレーターによる実技演習 - 2回目(4時間)
経管栄養の基礎的知識と実施手順の確認、シミュレーターによる実技演習
救急蘇生法演習
(8)使用テキスト
- 実務者研修テキスト
- その他、適宜プリントを送付・配布
(9)評価の方法および基準
【演習】
喀痰吸引
- 口腔内・鼻腔内吸引・気管カニュレ内部それぞれのシミュレーター演習を5回以上を実施した上で、「基本研修(演習)評価票」の全ての項目についての演習指導講師の評価結果が「基本研修(演習)評価基準」で示す手順どおりに実施できているとなった場合に、演習の修了を認める。なお、演習の修了が認められなかった者については、再度、演習の全課程を受講させる。
経管栄養
- 胃ろう又は腸ろう・経鼻、それぞれのシミュレーター演習を5回以上を実施した上で、「基本研修(演習)評価票」の全ての項目についての演習指導講師の評価結果が「基本研修(演習)評価基準」で示す手順どおりに実施できているとなった場合に、演習の修了を認める。なお、演習の修了が認められなかった者については、再度、演習の全課程を受講させる。
※通信・演習(喀痰吸引・経管栄養)、両方の合格により科目の修了を認定する。