施設のあゆみ
旧やすらぎ荘
旧やすらぎ荘 昭和56年建設
旧やすらぎ荘 オープン時の全景写真
旧やすらぎ荘が建設された昭和50年代は養護老人ホームと言えば多人数部屋が主流でした。また、当時の聴覚障害者は社会経験の少ない方が多く、長い間家事の手伝いや病院で過ごすなど、いわゆる隔離され他者との接触を制限された生活を強いられた方も少なくありません。
しかし、当施設に入所された方は多くの仲間と出会い、共に笑う喜びや楽しみを体験皆明るく生き生きと生活されています。
時代も変わり、生活も変わった現在では、聴覚障害の他にも重複した何らかの障害を持った方が入所されるケースが増え、
長い歴史を経て、新しい施設へ立て替えられました。
現在のやすらぎ荘
平成26年に建て替えとなったやすらぎ荘は、今までの経験を元に聴覚障害者がより暮らしやすい設計で北海道らしい広い空間を確保しつつ、のびのびと生活しやすい建築となっています。
あゆみ
昭和 | 56年 | 3月 | 日本自転車振興会の補助金を主財源として、聴覚障害者養護老人ホームやすらぎ荘(定員50名)1,468.46㎡を開設する。 |
昭和 | 56年 | 4月 | やすらぎ荘を開所、田中皎一氏が初代施設長となる。 |
昭和 | 56年 | 10月 | 北海道より補助金を受け、リハビリ機器を整備する。 |
昭和 | 57年 | 11月 | 日本自転車振興会の補助金を主財源として、やすらぎ荘職員宿舎2階建て1棟6戸190.6㎡を新築する。 |
昭和 | 58年 | 5月 | 清水基金の助成により、50人乗り大型バスを購入する。 |
昭和 | 58年 | 12月 | 北海道より補助金を受け、やすらぎ荘前庭アスファルト舗装と併せて一部排水設備を整備する。 |
昭和 | 60年 | 1月 | 理事長藤川マキヱ氏急逝。新得町葬により葬儀がとり行われる。後任理事長に田中皎一氏が就任し、施設長に大山口功氏が就任する。 |
昭和 | 63年 | 7月 | 特別養護老人ホーム建設用地を太田英義氏より2,535.1㎡を購入する。 |
平成 | 2年 | 3月 | 北海道知事より設置許可おりる。 |
平成 | 2年 | 4月 | 特別養護老人ホーム 新得やすらぎ荘が開所し、やすらぎ荘と合わせ3施設の施設長に大山口功氏が就任する。 |
平成 | 9年 | 4月 | 中央競馬馬主社会福祉財団の補助金を主財源として、食堂の増築を行う。 |
平成 | 17年 | 4月 | やすらぎ荘施設長大山口功氏が退任し、後任施設長に高畑訓子氏が就任する。 |
平成 | 26年 | 8月 | 老朽化に伴う改築を行い、全室個室となる |
令和 | 2年 | 4月 | やすらぎ荘施設長高畑訓子氏が退任し、後任施設長に御幸直美が就任する。 |
令和 | 3年 | 3月 | 管理者の御幸直美が退任、後任管理者に田中透嗣が就任。 |
令和 | 5年 | 4月 | 管理者の田中透嗣が退任、後任管理者に早坂精一が就任。 | 令和 | 6年 | 4月 | 管理者の早坂精一が退任、後任管理者に田中透嗣が就任。 |