耳が聞こえなくても、同じ障害を持った仲間とともに、安心して楽しく過ごせる時間を!
昭和56年3月に北海道で唯一の聴覚障害者専門の養護老人ホームとして、新得町に開設した 養護老人ホームです。 聴覚障害者が専門的に利用できる施設は全国的に見ても数少ないため、全国から利用希望があります。 私たちは長きにわたり聴覚障害者とともに過ごし、積み重ねてきたノウハウを生かして、聴覚に障害をお持ちの方が毎日を充実して過ごせるよう、日々努力を重ねています。
やすらぎ荘からのお知らせ
やすらぎ荘のブログ
やすらぎ荘での生活
やすらぎ荘は、聴覚・言語障害で身体障害者手帳を保有するお年寄りが、家庭的で安心した生活を送ることができるやすらぎの里として設立された養護老人ホームです。実りある暮らし作りを進めるため、職員は手話の他、身振りで意思疎通を図るようにしていますので、手話がわからない方でも安心して過ごす事ができます。設備は、広い廊下とテーブルの高さが調整できるなど、車いすでも利用しやすくなっています。新得町は、手話条例が制定され、地域ぐるみでろう者や聴覚障害者とのコミニュケーションを深める暮らしやすい地域です。昭和28年から聴覚障害者が生活しているわかふじ寮とやすらぎ荘の聴覚障害者施設があったことから、新得町の人口6,300人の町に200名の人口の3%が聴覚障害者が生活しています。 町民が聴覚障害者との接し方に慣れていたり、毎日どこかで見かけるなどの光景が聴覚障害者にとって溶け込みやすく、自然と暮らしやすい町になりました。